入管にはどれだけ書類を出せばいいのか
2019/11/22
様々な在留資格認定証明書(ここではあえてビザとします)があり、その取得のための必要書類はビザの種類によって変わっていくのですが、日本で働くためのビザの交付申請にはどれだけの書類が必要なのでしょうか。
一般的に言われるのが以下の書類です。
ご本人がご用意する書類
①証明写真(縦4㎝×横3㎝) 1葉
※申請前3ヶ月以内に正面から撮影された無帽で無背景で鮮明なもの。
②パスポート及び在留カード
③履歴書及び履歴を証明する資料
④卒業証明、成績・出席証明
会社様がご用意する書類
①会社登記事項証明書
②雇用契約書
③雇用理由書
④直近の決算書(損益計算書、貸借対照表、株主資本等変動計算書等)の写し
⑤前年分の職員の給与所得の「源泉徴収票などの法定調書合計表(受付印のあるもの)」の写し
⑥会社案内、商品やサービスのパンフレットなどの会社案内書
この中で結構サラッと書かれてますが、許可を取れるかどうかを左右するのが「履歴を証明する資料」と「雇用理由書」です。
履歴を証明する資料、これは実は「卒業証明、成績・出席証明」も含まれるのですが、履歴書にそのキャリアや取得した資格を書くわけですが、当然のことながら書くだけでは中々説得力がありません。
また、雇用する会社から、ご本人のキャリアや属性と自社の業務がいかにマッチングしているのかを雇用理由書に記載して提出するのですが、こちらも書き連ねるばかりでは説得力がありません。
学校でどんな勉強をしてきたのかを裏付ける書類が成績証明書であったり、日本語検定をパスしたのであればその裏付けとして合格証の写しを添付したりすることで申請書類に説得力を持たせていくのです。
従いましてその人によって入管に見せるべき書類が変わっていくのですが、共通するのは「その人のキャリアや資格を裏付けるもの」が必要であり、「入管へのプレゼン」のために必要であろうと思われるものはある限り提出した方がいいということです。
そしてそういうコーディネートをしっかりとしていくプロが、行政書士です。
特に時間的に余裕がない場合は、プロにお任せいただくのがやはり確実ですから、お気軽にお問い合わせください。