相続が起こったらしなければならない事

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相続が起こったらしなければならない事

2017/12/13

大切なご家族がお亡くなりになったらまずしなければならない事ってなんでしょうか?まずはその方のお見送りをする事と、役所に行って亡くなったことの届出をする事ですよね。

ではその次にしなければならない事はなんでしょうか?銀行などの金融機関にそのことを伝える事でしょう。しかし金融機関はそのお話を確認した時点で口座をロックしてしまいます(金融機関によっては伝聞で伝わってきた場合でも、確認が取れたら速攻でロックしてしまう場合もあるとか無いとか聞いた事がありますw)。ではそのロックを外してもらうためにはどうしたらいいでしょうか?

お亡くなりになられた方(以下、「被相続人」とします)の13歳くらいまでの全ての戸籍、そして相続人の方全員の戸籍を集めて提出する必要があるんです。

「じゃあちょっと区(市)役所に行って戸籍取ってくる」と住民票みたいに手身近に手配できたらいいんですが、ここに厄介な壁があります。

戸籍はその方の「本籍地」でのみ取る事が出来るものなんです。どういうことかと言いますと「住所地」が横浜であっても「本籍」が東京都世田谷区だった場合、世田谷区役所でないと(そう、いくら横浜の区役所や、その他の都内の区役所の窓口で粘っても)出してもらえません。本籍は、一昔前でしたら免許証に記載があったんですぐ確認が取れたんですが、今だとやはり「本籍地入りの住民票」で確認することになりますでしょうか。

そして被相続人の本籍地が色々と移っていた場合はそれを丁寧に追って行かなければならないのです。なんだか面倒くさいですね。しかしお金の首根っこを押さえられちゃってますからね。これは避けては通れません。

 

実際のところ、中々役所に行く時間なんて取れないという方はたくさんおられると思います。そういう場合は役所も郵送で対応してくれます。何回もやりとりしたりとちょっと根気が要りますが。

戸籍を全て集めるという作業を我々の業界では「相続人の特定」と言います(笑)。

 

そうなんです。色々な相続手続をするにあたって「相続が起こったらしなければならない事」って「相続人の特定」なんです。

 

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